よくある質問FAQ

テーブルに関する質問

漆塗りのテーブルの色が明るくなってきました
艶を保ったまま明るい色合いになるのは漆の本来の特徴です。これは色あせではなく、飴色に透き通っている状態ですので問題ありません。摺り漆塗りは飴色になるのと同時に塗膜が強くなり、艶もさらに美しさを増してきます。ここからが漆塗りの真骨頂ですので、どうぞお楽しみください。
なぜ漆塗りのテーブルは色褪せるのですか?
漆塗りは丈夫なものですが、特にテーブルは布巾などで日に何度も擦られるという、家具の中では最も過酷な環境に置かれています。そのため、少しずつ表面の漆が拭き取られてしまいます。
また、特にご注意いただきたいのは直射日光です。日光のなかの紫外線により漆の分子結合が解けて、粉状に取れてしまいます。窓から光が入り、年数が経過すると漆が弱ってくることがあります。
艶を保ったまま明るい色合いになるのは漆の本来の特徴です。これは色あせではなく、飴色に透き通っている状態ですので問題ありません。
オイル塗りのテーブルの色が濃くなってきました
オイル塗りの家具は次第に色が濃くなって、落ち着いた色合いに変わってきます。それに伴い、オイルの塗膜も強くなります。この色味の変化は漆の経年変化ほどには大きくありません。
漆塗りだったテーブルをオイル塗りに変えられますか?
基本的に可能です。ただ、漆の色に隠れていた木材そのものの色ムラや色ジミが明るいオイル塗りになることで目立つようになる場合があります。節・割れ・虫喰い跡なども同様に目立つ場合もあります。あらかじめご了承ください。

椅子に関する質問

革張り、布張りの椅子は無いのですか?
今のところ、社名の通り木だけで作っており、革張り、布張りには対応しておりません。その代わり、座面をお尻に合わせ滑らかな曲面に彫り込んでいますので、快適な座り心地です。
テーブルと同じ種類の木で作れますか?
ダイニング用の角Dチェアでしたら可能です。ただ、木の種類により作れない場合や、割増料金をいただく場合があります。リビングチェアは基本的に栓(セン)材のみとなります。
回転盤から異音がします
黒い粉が出ています(回転椅子)
回転盤の交換が必要です。お早めにお問い合わせください。
脚や肘掛け、背もたれ、回転盤がぐらつきます
ご利用を控え、ただちにご連絡ください。早めに修理すればすぐ直りますが、そのまま使い続けますと、修理できないほどの破損や、お座りになる方の怪我を招く恐れがあります。

購入方法に関する質問

欲しいテーブルなどがあったのですが、問い合わせ先は記載の取扱店ですか?
取扱店でもよろしいですし、お問い合わせからご連絡いただいても大丈夫です。
配送にあたり、日時指定はできますか?
日にちは事前にご相談し、ご希望に沿う日にお届けします。時間帯につきましては、岩手県内はできる限り対応いたします。岩手県外につきましては、家財宅急便の指定エリアにより異なります。
http://www.008008.jp/transport/kazai/time/index.html
離島に住んでいますが、配送可能ですか?
家財宅急便の指定エリアにより異なります。
http://www.008008.jp/transport/kazai/time/no.html
配送不可エリアにお住まいの場合、お客様にて輸送手段をご提案いただけましたら、できる限り対応させていただきます。
海外に住んでいますが、配送可能ですか?
海外へのお届けはしておりません。日本と海外では空気中の湿度に大きな差があるため、海外に持ち出しますと、板が割れるなどの破損を招く恐れがあります。
店舗で直接見てみたいのですが、取り置きなどはできますか?
1週間程度でしたら対応いたしますのでご連絡ください。遠方にお住まいの場合など、より長い期間の取り置きをご希望の場合はご相談ください。

お手入れに関する質問

漆塗りのテーブルの色が灰色っぽくなりました
拭いたら色落ちして布巾が茶色くなります
日光のなかの紫外線により漆の分子結合が解けて、粉状に取れてしまいます。窓から光が入り、年数が経過すると漆が弱ってくることがあります。漆塗りの家具は日焼け止めを塗らない女性のお肌と同じ。日光にあてないようご注意ください。
米糠(ぬか)やオリーブオイルでお手入れすることはできますか?
できるかできないかでお答えするなら、「できます」。ただし、これらの効果は限定的で、長持ちしません。
米糠は多少艶出し効果が期待できますが、糠ですので梅雨時などにカビが生えることがあります。米糠を加工して作られた塗装用米糠ワックスや蜜蝋から作られた塗装用蜜蝋ワックスは艶出し効果があります。ただ、これらのワックスは『艶出し』であり、『汚れ防止』効果はお手入れオイルに及びません。また、絞った布巾で拭くと拭き取られてしまいやすいです。
オリーブオイルなどは時間が経過しても液体のままで固まりません。そのため、表面が常に湿っている状態になり、白いワイシャツなどに跡がつくことがあります。また、汚れ防止効果はそれほど高くありません。
当社で販売しているお手入れオイルは、精選亜麻仁油と紅花油を原料としていて、家具に塗れば短時間(24時間)で固まり、汚れを防いでくれます。
これが『食用オイル』と『オイル塗料』の違いです。
削り直しは必ず必要ですか?
そんなことはありません。色の変化や傷は使い込まれた証です。子供の落書きは、大人になってからの思い出になります。20年前の煙草の焼け焦げが会話の種になったりもします。使い込まれた家具には家族の時間が刻まれ、そのご家庭ならではの魅力があります。ただ、表面の保護度合いを高めるため、年に1、2回お手入れオイルを摺り込んでいただくことをおすすめします。
削り直すと天板が薄くなってしまうのではありませんか?
削り直すことで一般的に2~7ミリほど薄くなります。ただ、元の天板の厚さが十分にありますので、極端に薄くなったという印象はないはずです。
ほとんどのシミや傷は、実はテーブルの表面を鰹節くらいの薄さで削るだけで消えてしまいます。2~7ミリ薄くなるのは、板そのものの捻れや反りを削り落とすためです。
ハギ板の場合は薄くなってしまうのを防ぐため、一旦2、3枚に切り裂いてからそれぞれを削り、またハギ直すこともあります。その場合、奥行きが1センチほど狭くなります。
費用や期間はどれくらいかかりますか?
おおまかに、150cmx90cmの天板の場合で14万円ほどです。期間は工房の仕事のたて込み具合や漆塗り/オイル塗りによっても異なりますが、だいたい1ヶ月~1ヶ月半ほどです。
自宅まで出張して削ってもらえますか?
申し訳ありません、原則として工房に引き取って作業いたします。
工房へ引き取る際、注文主が運んだり梱包しなければなりませんか?
ご安心ください、お引取りと完了後のお届けは当社で手配いたしますので、お客様が梱包等をしていただくことはありません。岩手県内は基本的に当社スタッフが参ります。岩手県外の場合は梱包・開梱も含め、運送業者に委託いたします。
フリーテーブルの片面だけを削って欲しいのですが
申し訳ありません、作業中に反対の面に傷がつくこともありますので、原則として表裏両面を削り直します。
社外品のテーブルは削り直せますか?
無垢材であれば可能なことが多いです。同時に、例えば座卓をダイニングテーブルにリフォームしたり、お手持ちの一枚板原板(しっかりと乾燥されたもの)をテーブルに加工する、といったご注文も承ります。ご相談ください。
ただし、大木を輪切りにしたテーブルは基本的にお受けできません。輪切りのテーブルは化学塗料による厚いコーティング塗装を施すことで材木の乾燥を防ぎ、割れないようにしていますが、弊社ではその塗装ができないためです。
家具に不具合が出ました/壊れてしまいました
長くお使いになるうちに、椅子の脚が緩んでぐらぐらしたり、扉の蝶番が壊れたりガラスが割れたりすることがあります。その際は捨ててしまわず、修理をご依頼ください。基本的に有償になりますが、ほとんどの物は修理ができます。廃番になった椅子でも、脚を1本だけ作って直したりもします。
長年お使いいただくうちに色味が変わってきますから、例えば新しく作った扉1枚だけ色が違ってしまいますが、時間が経過すれば次第に馴染んできます。