岩泉純木通信Iwaizumi Jyunboku Times

こどもたちがやってきた

今日は隣の宮古市から、崎山小学校の5年生が見学に来てくれました。

町内の小学校からの見学は時々ありますが、
別市町村からはめったにありません。

もしかしたら初めてかもしれません。

こどもたちはたくさんの機械や、
職人の作業に興味津々。

「何を作っていると思う?」

『椅子!』
『椅子の背中のところ!』

正解。すごい。

いすゞガーラのショート車。

ショートとはいえ、幅と高さはフルサイズ。

この大きさのバスが来たのは初めてです。

こどもたちには大きな未来が待っています。

家具作りもその選択肢になればいいですね。

北陸の金属加工(鋳物)メーカーの社長さんから衝撃的な話を伺ったことがあります。

「若い頃、工房に親子が見学に来ました。
 ものづくりの現場を知ってもらおうと汗を流して働いていたら、
 母親が子供に話しかける声が聞こえてきました。
 『ちゃんと勉強しないと、このおじさんみたいになっちゃうわよ』
 って。」

そのメーカーは、今では世界から注目される仕事をなさっています。

良いものを作ること。

ものづくりの魅力を知ってもらうこと。

誇りを持てる仕事をすること。

頑張ったらそれなりの収入をあげられること。

まだまだ途上ではありますが、目標として定めていきたいと思います。