岩泉純木通信Iwaizumi Jyunboku Times

岩泉炭焼きの会x岩泉純木家具

広葉樹が全国的に見ても豊富な岩泉町。
昔から良質な木炭の産地として知られていました。
火鉢などの需要はごくわずかになりましたが、
バーベキューなど、意外と使われるシーンもあります。
ちなみに上の写真は私が自宅で使っている火鉢です。

1月29日に当社の工房で、ちょっとした勉強会が開かれました。
主催は「岩泉炭焼きの会」。
知る人ぞ知る岩泉の人気店、雑貨小物を扱う「ナドダーノ」さんが
中心となっています。
ナドダーノでひとやすみ
寒い工房に、町内外から10名ほどが集まってくれました。

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最初の講師は、岩泉森林コンダクターの松永さん。
岩泉の森林と林業に惚れ込み、埼玉県から移住してきた強者。
今では「岩泉の明日の林業をつくる会」の中心でもあります。
岩泉の林業の現状と未来を、国際基準のFSC森林認証を
交えて語ります。

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後半は僭越ながら私が務めさせていただきました。
いつものようにぶっつけ本番、本音トーク。
これからの純木家具は、地元の人達と力を合わせ、
森林の未来を作り出すことにも挑戦していきます。

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さて、岩泉の炭焼きについてご紹介します。
画像は昨年の5月に炭焼き小屋を訪ねたときのものです。

実は町の観光地である、日本三大鍾乳洞のひとつ「龍泉洞」の
すぐ近く=徒歩圏内に、炭焼き小屋があります。
舗装されていない沢沿いの急坂を登ると、
緑に包まれた小屋が。

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まるで竪穴式住居のような小屋の奥へ回ると、
土で作られた窯が見つかります。

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炭出し前に、丁寧に窯の前を掃き清める達人。
この炭焼き小屋はすんでのところで
台風による被災を免れました。
しかし、炭焼き小屋は、常に炭を焼いていないと
使えなくなってしまうのだそう。
ご自身も大変な中、自宅から遠路通って
炭を焚き続けたそうです。

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窯から覗くと、鍾乳石のような光景が。
これは本格的な木炭ではなく、
入口付近に置く調整用のものなんだそう。
この奥にある炭は・・・
ぜひ、岩泉にいらしたときにお買い求めください。

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この炭窯で作られた炭は、下のお店で販売しています。
横屋手しごと屋

家具は木から作るもの。

木は森から生まれるもの。

森は自然の恵みをくれるもの。

そのことを忘れず、森にかかわり続ける家具作りに、
これからもっと力を入れていきたいと思います。

(林)

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