岩泉純木通信Iwaizumi Jyunboku Times

クリのテーブル天板

今日はクリのテーブル天板をご紹介します。

この天板は店舗販売用に作ったものですが、
完成直後に台風10号の洪水で泥まみれに。
きれいに削って、こうしてまた立派なテーブルになりました。

この天板は3枚ハギ。
両脇の2枚はブックマッチ、同じ木目になっています。

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両面リバーシブルで使える「フリーテーブル」、その裏面。
左右の板の木目は大きく違いますが、
左と中央の2枚は木目が強く、とても印象的。

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クリの木によく見られる「葉節(はぶし)」。
枝ではなく、幹から直接、葉が芽吹いた跡です。
この板は、クリのテーブルにしては、葉節が少ない印象。

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耳に走る大きな裂け目。
まだ丸太であったときに、樹液が乾くとともに身を縮め、
そのときに裂けたものと思います。
埋めたり削り取ったりせず、そのままに。

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片側の木口の角は鋭角に尖っていたため、大きく丸めてあります。
反対側の木口は通常通り角切り。
ご希望があればそちらも同じように丸めます。

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品名:フリーテーブル(3枚ハギ)
製作(お問い合わせ)番号:16183
樹種:クリ(岩手県産)
塗装:オイル
サイズ:W1800 D700~800 T47
価格:295,000円(税別、T型脚含む)
取扱店:北上さくら野店(1月末頃~予定)

クリの魅力といえば、木目の力強さ。
木が1年1年刻み続けてきた木目が、まるで鍾乳石のように。

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やや耳が広く、くびれのあるフォルム。
全体的にはワイングラスを彷彿とさせる姿。

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厚さは47ミリ。
広葉樹の木目=年輪は、小さな穴の集まり。
樹液が通っていた、いわば木の血管。

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クリの木はタンニンという成分を含み、
その成分が鉄などと出会うと黒く染まってしまいます。
缶コーヒーや鉄器などを直置きせぬよう、
また黒く跡になってしまっても、
それを含めて愛し続けていただけるよう、
お願いします。

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